水戸短編映像祭で『恋に至る病」ジャパンプレミア。体調が優れず水戸入りは断念。夜、代官山UNITの住所不定無職企画。新曲が素晴らしい。ステージ上のユリナさんは何だか本当にチャーミングである。そしてトリの曽我部恵一バンドに圧倒されてすべてがふっとんだ。それもあって、住所企画なんだから最後住所のメンバーがステージに立てば良かったのになあ、とかも思った。そういえば途中に寄った代官山のTSUTAYAのゴージャスっぷりに驚く。大層な見栄っ張りだ。こういう経費あるなら100円セールとか何とかならんのか。しかし困った事に居心地が良かった。
■9.16(日)
埼玉スタジアムの音楽フェス「ぐるぐるまわる」へと向かう。駅で偶然倉内太くんと会って一緒に大人の乗り物で一路会場へ。虚弱。に何とか間に合う。相変わらずストイックで演奏が素晴らしい。笹口騒音ハーモニカを一瞬観て裏側で爆発いていた下山を初見、いろいろ腑に落ちる。途中で転校生へ。窓から漏れる昼間の白い光がハマっていた。続いて倉内太、素晴らしかった。くすくす笑う女の子とキモい、という顔で観ている女の子両方がいて面白かった。それこそ倉内君の本質だと思う。で、うみのて。「メンバーが俺のソロ観ないで下山観ていた」ということでぶち切れモードで大暴れの「東京駅」など。まあ、なんというかフェス仕様の荒削りな感じが貴重ではあった。最後は暮れ行く埼玉スタジアムを背負って歌う大森靖子。これは素晴らしかった。道行く人が立ち止まる強さとかか弱さとかが波打って響いていた。完全に外が暗くなって終了。スタジアムまでタカノくんや大森さんと話しながら帰る。歩いたら駅がめちゃ遠かった。事務所にたどり着いて作業、真夜中また下北沢でうみのてと倉内くんが演奏するというので出向く。うみのてがやはりライブハウスだとどーんと貫禄で、アウェー感あって笹口くんもMC少なめでびしっと演奏決めて、とにかくかっこ良かった。眠い目をこすって来て良かったと思えた。そのあと倉内くんの軽快な演奏を観て『ライナス』という曲は男子の本質過ぎていちいちフレーズが心に響くなあ、とか重いながらさすがに限界となり終わってすぐ帰宅。音楽を浴びまくった一日だった。
■9.17(月)
午後、Kさんとお茶しながらあれこれ。大した話じゃないのに時間作らせちゃって悪かったと反省。夜、SSTV高根さんと『フラッシュバックメモリーズ3D』打ち合わせ。東京国際、爆音、3D、シネコン上映、いつにも増して課題が多いのからさあ大変。
■9.18(火)
某撮影ミッションで深谷入り。初・小林屋。何と入江悠『ジャポニカ・ウィルス』で出会って9年?、初めて深谷FC・コワセさんと呑む。何か積もる話が多過ぎてうっすら感動を覚えるほどだった。なぜかみんなから入江はもう大丈夫だから後は加藤(行宏)をよろしく頼む!とか言われる。頑張ろうぜ、加藤君。そんなわけで某邸に収容。束の間の就寝。
■9.19(水)
5時起きで移動。シュート開始。被写体が長距離移動にも関わらず元気いっぱいで一安心。生憎の雨の中、某倉庫で怒濤のカット数を撮影、雨が止んで屋外撮影、夕方倉庫に戻って残りの撮影、日落ちまでに絵コンテすべて撮了。実質10時間くらいしかなかったけどスタッフ&キャストが良く頑張ってくれた。多謝。帰りに制作の柴田くんらと肉を食らって都内帰還。
■9.20(木)
松江監督『フラッシュバックメモリーズ3D』東京国際映画祭コンペティション出品、情報解禁。映画祭のアンバサダー前田敦子とのツーショットに夜明けを見た(何の?)。是非前田敦子さんにはいつか『前略、大沢遥様』を観てほしい。あ、でもあれAVだからダメか。夜、下北沢シェルターでN'夙川BOYS。マーヤさんがお客さんの上に座っていた。ライブ後、某プロジェクト打ち合わせ。夜中にデザイナー寺澤君と三軒茶屋で打ち合わせ。
■9.21(金)
T監督とユーロスペースで打ち合わせ。ざっくりとした内容は固まる。あとはタイトルだけ…(遠い目)夕方、倉本くんらと打ち合わせ。久々にザッツプロデューサーという感じの人と会う。要は倉本くんが何を撮りたいか。撮りたいなら衝動的にまずパイロット版でも何でも自主で作っちゃえ、と思って聞いててもどかしかった。夜、山戸組のプチ打ち上げのはずが本人不在でMOOSIC LAB関係者飲み会に。唯一の女子(美形)が途中でやってきて色めき立つ男子たちに若さを見た。前途多難。ともかく来年もカオス必至。










